住宅ローンがあるのに失業してしまったらどうすればよいか

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住宅ローンがあるのに失業してしまったら

月々の支払いが6ヶ月滞納されると、「期限の利益の喪失」になってしまい、残りの残金を一括で返済しろと求められます。当然、お金が無いから滞納しているのであって、一括で返せと言われるとどうしようもありません。そうなると自宅は「競売」にかけられてしまいます。借金のカタにとられるので、売買代金は借金の返済に充てられて、手元には残りません。

そうならないためにも、まずは金融機関に相談することです。利息だけ払いにしてもらうとかの対処が出来る場合があります。間違ってもしてはいけないのは、住宅ローンの補填に「消費者金融」や「不動産担保ローン」を利用することです。これらは金利が高いため、結局は借金が膨らんでしまいます。

他に借金やローンがあって、それの返済を少なくして住宅ローンにあてる方法もあります。「住宅ローン特則」を利用した民事再生です。他の借金は最大8割減に出来ますが、住宅ローン自身は変わらずそのままです。しかしながら、民事再生には専門知識が必要ですので、弁護士に依頼するしかなく、こちらのコストがかかってきます。財力があって、借金も多い人くらいにしか出来ない方法だと思います。

住宅ローンを払わないとどうなるか

6ヶ月は猶予されますが、そのあとは督促が激しくなります。物件は差し押さえられて「競売」にかけられます。落札されるまでは、そのまま住むことは出来ますが、早めに退去する様にしておきましょう。

その前に、払えなければ「任意売却」してしまいなさいと、金融機関から言われるかと思います。ローン残高より高めで売れたら借金帳消しになりますが、なかなか昨今、そのような状況ではありません・・・

まだ住宅ローンを組んでいない人は

最近の社会情勢から、失業が当たり前になってきました。そういった状況から、最近は「返済支援保険」や「失業補償付き住宅ローン」があります。 いきなり倒産してしまい、職を失ったときに、保険が出てその保険金で失業者を支援している間に、次の就職先を見つけてもらうというものです。

月に数百円で加入できるものあるようですので、まだ住宅ローンを組んでいない人はご検討されてはいかがでしょうか

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